ロゼッタストーンは、ご存知の方も多い、人気の語学学習教材です。自宅での学習を基本としていて、語彙から発音までをカバーする、総合的な勉強ツール。世界中で利用されていて、150カ国、500万人以上が利用。企業の採用は12,000以上にものぼります。
さて、そんなロゼッタストーン。ロゼッタストーンTOTALe Basicは、ソースネクストで27,593円(税抜)で販売されていますが、税込で3万円程度だと、中身をある程度知ってから購入したいところですよね。ここでは、私が実際にロゼッタストーンを使って、どんな内容かを抜粋してご紹介します。
今回は、ロゼッタストーンのレベル4の初回レッスンである、ユニット13についてレビューします。
ロゼッタストーンのレベル4 ユニット13の概要
ロゼッタストーンのレベル4 は、レベル3よりも難易度の高いセッションが続く中級のレッスンです。個人的な感覚ですが、レベル3とは大きく難易度が異なるように思います。レベル4のユニット13は、発音、語彙、文法、リスニングと読解、読解、ライティング、リスニング、会話、復習のセッションで構成されています。
レベル4 ユニット13の学習内容
レベル4の語彙セッション
レベル4ユニット13の語彙セッションでは、基本的な単語を学んでいきます。全体的に、ロゼッタストーンは語彙の内容自体は難しいレベルまでいかない印象です。
学習手法
文章レベルの学習
語彙セッションには文章レベルで語彙を学ぶセッションがあります。例えば上の図では「I would like to draw plant.」というセンテンスを使って語彙を文章を通じて学んでいます。
具体的には、「I would like to draw plant.」」という発音を聞いた後に、4つの写真のどれが「I would like to draw plant.」」を示しているかを当てていきます。「I would like to draw plant.」は植物の絵を描くのが好きという意味なので、左下の画像を選んでいきます。「I would like to draw plant.」の回答の後には、残り3つの画像に当てはまる文章が表示、音声として流れていき、同様にそれが示す画像を選択していきます。それによって「like to」の使い方を覚えます。
会話形式の学習2
語彙セクションでは様々な学習方法が展開されます。例えば会話形式です。
上の図では「What would you like to order?」というセンテンスを聞き、その後に、「I would like to order a can of soda.」を聞きます。その後、「I would like to order a can of soda.」に適切な写真を選んでいきます。今回の場合だと右上が正解です。
「I would like to order a can of soda.」の後には、同様に残りの3つに適応する会話文が流れ、同様に選んでいく流れが続き「would like to」の使い方を覚えていきます。
ポイント
このような形で単語を単語レベル・文章レベル・会話形式で学習していくのがレベル4 ユニット13の語彙セッションです。
セッションのポイントは画像と単語を視覚的に結びつけていくところ。
例えば「I have to take your medicine after dinner.」であれば、medecineが薬であることを視覚的に理解する、takeを摂ることだと視覚的に理解する。そのプロセスを複数回こなしていくことが重要です。そうすることで、「have to」だったり「should」だったり、「I」だったり「You」だったり関係なく「take madecine」が使えるようになります。
学習できる単語例
- intersection
- cross
- medecine
- depart
- be careful
レベル4の文法セッション
レベル4ユニット13の文法セッションでは、基礎的な文法を学んでいきます。
学習手法
動詞・不定詞・動名詞
文法セッションには動詞の不定詞・動名詞を学ぶセッションがあります。
例えば上の図では、左上の写真から右上の写真が一つの流れになっていて、左の写真にふさわしい会話文を答える問題です。今回の場合は、右上の写真が「Here’s your salad…」かつ左上の写真がオーダーを取っている写真のため、「What would you like to order?」を選択します。
会話文
文法セッションの一つでは「would」の使い方を学んでいきます。
例えば上の図の左上は「We would」と「Would you」のどちらが会話文に挿し込むのに最適かという問題です。今回は女性が男性に対して聞いているシチュエーションですので「Would you」を選んでいきます。
ポイント
このような形で、文章レベルで文法を学習していくのがレベル4 ユニット13の文法セッションです。
文法自体は簡単ですが、実際に利用するシーンと結びつけながら学習を進めることがポイントです。自分ごととして会話を構成してみることで学習に深さが出てきます。選択肢をみて正解を当てることに目を向けず、「自分がこのシチュエーションだったら・・・」と思いながら臨んでいただくことをおすすめします。
学習できる文法例
- Would you/ would
- How many
- How much
- would like
- do/ doing / to do
レベル4のライティングセッション
レベル4ユニット13のライティングセッションは、レベル3のライティングセッションから一気にレベルが上がります。タイピングとはいえ、文章の聞き取りと文脈の理解が必要な学習構成のため、頭を結構回転させないと前に進むことができません。
学習手法
初級文章レベル
ライティングセッションには文章レベルで学ぶセッションがあります。例えば上の図では、それぞれの写真に当てはまる文章が読まれます。それを聞いた上で自分のPCで聞き取った文章をタイプしていきます。一番右の写真の例では、「Someone wrote me a postcard.」という発音を聞いた後に、自分のPCのキーボードで「Someone wrote me a postcard.」をタイピングします。ライティングでは、文法や語彙で学んだ複数形や動詞の現在形、前置詞などが頻繁に使われていて、語彙・文法の理解度が試されます。
ポイント
このような形で、基本的な文法を単語レベル・文章レベルで学習していくのがレベル4 ユニット13のライティングセッションです。
ユニット4のライティングセッションは、文章がユニット3よりも長く、聞き取ってからタイプするのが大変と感じられる方が多いと思います。ですが、それは自然なこと。なぜなら私たちはこれまで聞いた文章を書き出すアウトプットをしていなかったからです。
ユニット4で使われている単語自体のレベルは中学生レベルで特に難しいものはありません。学んだ英語を使える英語にしていく第一歩として進めていただければと思います。
学習できる文章・単語例
- favorite
- twenty-five times
- too cold
- They have blond hair.
- The woman and her cat are playing.
レベル4の発音セッション
レベル4ユニット13の発音セッションでは、基礎的な発音を学んでいきます。
会話レベルの学習
レベル4の発音セッションは、レベル3のセッションに比べて一気に難易度が上がっています。学習の手法自体は変わりませんが、会話ベースになり、インプットとアウトプットを反射的に行っていかなければなりません。
例えば、上の図では、レストランで一連の会話の流れの中で会話文を発音していきます。「Good evening. How many people to be seated?」と会話文が流れた後で、「Good evening. We would like a table for four, please.」とまた流れますので、それをリピートしていきます。会話の中の人になりきって後から追いかける形で発音練習することで、その場面にいるような感覚で文章を覚えることができます。
ポイント
このような形で、発音を会話文、文章レベルで学習していくのがレベル4 ユニット13の発音セッションです。
発音してみると気づくのが、単語の意味や文章の意味は捕らえられてもとっさに言葉として出てこない事実。発声練習は英語を自分のものにするための重要なステップなので、意識しながら進めていただければと思います。特に文章を丸々発声するものについては、一回だけでなく複数回同じ文章を発声することで応用を効かせることができるようになります。
学習できる文章・単語例
- to be seated
- table for
- what would you like to do
- for here/ to go
- would like to do
ユニット4読解セッション
レベル4ユニット13の読解セッションでは、いわゆる一般的な日本人がイメージする「読解」はなく、基礎的な単語・文章の発音を学んでいきます。
学習手法

読解セッションには文章を画像で理解するためのセッションが続きます。例えば上の図では「He’s riding a bicycle.」という文章を使ったセッションですが、「He’s riding a bicycle.」という文章を見た後に、それにふさわしい写真を探しにいきます。この場合では、下段の右が自転車に乗っている写真なので正解です。
会話を利用していくセクションもあります。例えば上の画像では、発音セッションと同様「No, I don’t. I think we’re lost!」の文章を聞いた上でリピートしていきます。会話の流れで聞いた音と見た写真を結びつけながらアウトプットすることで自分のものにしていきます。
ポイント
セッション名にあるような「読解」と言えるセッションはありませんが、写真やシーンと英語文を結びつけていくのがレベル4 ユニット13の読解セッションと言えます。
この語彙セッションを進めていくポイントは、画像と語彙をしっかりリンクさせながら学習していくことです。画像と語彙をリンクさせることで、主語や自制が変わった時にもしっかり応用をきかせて応対できるようになっていくはずです。
学習できる文章・単語例
- I hope
- Would like to do
- Here you go
- taste
- without
まとめ
ロゼッタストーンのレベル4ユニット13のレビューをここまで紹介しました。
レベル4は、レベル3に比べるとレベルが1段上がっています。一度にインプットする量も増えていますし、一度にアウトプットする量も増えてきていると思います。ここでアウトプットの難しさに挫折せず、まずはやり抜いて反復を繰り返していくと英語が自分の身に定着していくのが気づけると思いますので頑張っていただければと思います。
ロゼッタストーンについて
ロゼッタストーンは200時間も学べる語学学習ソフト。
ロゼッタストーンの良いところは、スピーキング、ライティングといったアウトプットをしながら学べるところで、アウトプットすることによって、覚えた単語・センテンスを実際のシーンで利用することができるようになります。
ロゼッタストーンを活用の際は、アウトプットを意識して進めていただくと、想定している効果が得られると思います。逆に、アウトプットを意識して学習しない場合は、想定していた効果は得られない可能性がありますので、しっかりとした心構えで臨んでいただければと思います。
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